ネットワークインフラストラクチャの計画、実装、保守

■[緊急管理サービス] のコンソールのリダイレクトは、帯域外ポートとローカル モニタ (接続されている場合) に送信されたビデオ出力をテキスト形式で表示します。 コンピュータは、帯域外ポートとローカル キーボード (接続されている場合) からキーボード入力を継続して受け取ります。 オペレーティング システムのブート中は、コンソールがファームウェアからリダイレクトを引き継ぎます。
[緊急管理サービス] のコンソールのリダイレクトを使うと、帯域外接続を介してリモートでサーバーを管理し、次の処理を行うことができます。
・帯域内管理用の管理ツールがまだ利用可能でないときに、Windows Server 2003 ファミリのコンポーネントの最初のロードを確認する。
x86 ベース システムの場合、複数のブート システムでロードするオペレーティング システムを選択する。
Windows Server 2003 ファミリのテキスト モード セットアップの進行状況を表示する。
ファームウェアのコンソールのリダイレクトを行わないシステムで、リモート インストール サービス (RIS) を使ってセットアップ プログラムを開始するときに、F12 キーを押すよう求めるプロンプトにリモートで応答する。
・indows Server 2003 ファミリのテキスト モード セットアップのプロンプトに応答する。
・システムの問題が発生した場合に、STOP エラー メッセージをリモートで表示する。
・回復コンソールを使って、スタートアップでの問題をリモートで解決する。
・コマンド プロンプトを開始およびアクセスする。

Special Administration Console (SAC)は、Windows Server 2003 オペレーティング システムがホストする、[緊急管理サービス] のプライマリ コマンド ライン環境です。 これはコマンド ライン環境とは別のものであり、異なる機能を提供します。
SAC はブート プロセスの初期に利用可能になるため、通常のシステム動作時と、大部分の Windows Server 2003 ファミリのコンポーネントの開始時に、この SAC を使ってサーバーを管理できます。 この SAC は、システムがセーフ モードにあるときと、GUI モード セットアップ中にも使用できます。 [緊急管理サービス] が有効な場合、SAC はカーネルが実行されている限りアクティブです。

ターミナル コンセントレータは、複数のサーバーへのシリアル アクセスを 1 つのネットワーク デバイスに統合するハードウェア デバイスです。 このデバイスを使用すると、1 つの場所から多数のサーバーを同時に監視できます。
ターミナル コンセントレータには、多数のシリアル ポートが付いており、このポートからヌル モデム ケーブルを使って複数のサーバーに接続します。 通常、Telnet プロトコルを使って、ネットワークを介してターミナル コンセントレータにアクセスします。 ターミナル コンセントレータには、シリアル ポートを帯域外接続として使用する複数のサーバーに、リモートでデータを表示できるようにするインターフェイスが用意されています。
インターネット プロトコル セキュリティ (IPSec) による Telnet を使用すると、セキュリティを強化することができます。


■「アプリケーションディレクトパーティション
Windows Server 2003 版のActive Directory の新機能。

アプリケーション ディレクトパーティション
Windows Server 2003ドメインコントローラだけでサポートされる。

Active Directory の一区画で、特定のドメイン コントローラにのみ
レプリケートされるディレクトパーティション

アプリケーションが固有のデータを格納するために使われる。

アプリケーション ディレクトパーティションの作成手順…


■BOOTPとは

BOOTP(ブートストラッププロトコル)は、DHCPの前に開発されたホストを構成するためのプロトコルです。

BOOTPは、1985年のRFC 951で定義されています。

 DHCPは、BOOTPに改良を加えたプロトコルで、ホストを構成するサービスとしてのBOOTP の限界を解決しています。30を超える設定パラメータがサポートされています。
http://atnetwork.info/tcpip1/tcpip193.html