DNS

■Recursive Queriesカウンタは、DNSサーバが受信した再帰クエリの総数です。


■パフォーマンスツールを使用してDNSサーバの監視をすることができます。Dynamic Update Rejectedは、DNSサーバが拒否した動的更新の総数です。


■DNSLintは、DNSの名前解決に関する診断を行う診断ユーティリティです。既定ではインストールされないため、別途インストールする必要があります。
DNSLintをインストールするには、Windows Server2003のCD-ROMの\support\tools\suptools.msiを実行します。
DNSLintには、DNSリソースレコードを確認した結果をHTML形式のレポートとして生成する機能が用意されています。


■DNScmdは、DNSサーバの管理タスクを実行するのに使用できるコマンドです。ゾーンやリソースレコードの作成、変更などの管理タスクを実行することができます。
DNScmdは、Windows Server2003のCD-ROMに収録されているサポートツールです。既定ではインストールされないため、別途インストールする必要があります。
DNScmdをインストールするには、Windows Server2003のCD-ROMの\support\tools\suptools.msiを実行します。


■完全ゾーン転送(AXFR)は、ゾーン情報全体がセカンダリDNSサーバに複製されます。増分ゾーン転送(IXFR)では、マスタDNSサーバでゾーン情報に加えられた変更内容のみがセカンダリDNSサーバに複製されます。


■CNAMEリソースレコードによって、ホスト名に別名を付けることができます。これにより別名でも名前解決ができるようになります。
CNAMEリソースレコードでは、あらかじめAレコードで対応付けが登録されているホスト名に対して、別名を対応付けます。


■クライアントリゾルバキャッシュは、クライアントが一度名前解決したホスト名を保存するメモリ上の領域です。


■逆クエリを頻繁に使用するのは、nslookupコマンドでトラブルシューティングを行うときです。


■ちょっとこれ調べといてくんない?っと他人任せにするのが、再帰クエリで、自分で1人1人聞いて回って調べるのが反復クエリなのだ。

例えば、www.microsoft.comにWebアクセスするとき、Webブラウザは、使用しているPCに登録されているプライマリDNSサーバーに、www.microsoft.comのIPアドレスはなんじゃい?っと聞くんだな。(再帰クエリ)

聞かれたDNSサーバーは、自分が知ってればすぐ答えるけど、知らなければ他のDNSサーバーに聞いて回るんだ。(反復クエリ)
それでわかったら、聞いてきたWebブラウザにwww.microsoft.comのIPアドレスはxxx.xxx.xxx.xxxだと教えてあげるんだ。

これが、再帰クエリと反復クエリなんだな。


DNSサーバ1台で、再帰的検索を使ってFQDN名の解決を行う機能を「フルサービス・リゾルバ」と呼ぶことがある。


■コマンド・プロンプト上で「ipconfig /all」を実行することにより、「Primary Dns Suffix」として表示されている項目で確認することができる。
もしプライマリDNSサフィックスが空白ならば(指定されていなければ)、各ネットワーク・インターフェイスTCP/IPプロパティにある、「接続専用のDNSサフィックス」が使われる。